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村上春树笔下的豆腐(2)

法国盟加传媒

· 美食food

『村上朝日堂』46

豆腐(2)
为了用插图的纯粹性难倒安西水丸兄,这次继续聊豆腐。
说真的,我超爱豆腐。啤酒、豆腐、番茄、毛豆、鲣鱼刺身(关西的话就要海鳗),有了这些,夏天的傍晚简直再快活不过了。冬天呢,就吃煮豆腐、炸豆腐、关东煮里的煎豆腐。总之,一年四季,每天都要吃上两块。我家现在不煮米饭,所以实际上豆腐类似主食。
要是朋友之类的来家里吃晚饭,人人都会大吃一惊,“这也行?”毕竟只有啤酒、沙拉、豆腐、白身鱼和味增汤。可归根到底,饮食这事儿只要习惯了就好,每天那样吃,就也觉得没什么不自然的了。照一般人那样吃米饭,我就会感觉胃的负担特别重。
家附近有纯手工制作豆腐的店,特别好吃,我以前常去买。那时候每天的安排是这样的:中午不到的时候出门,去书店或是唱片店或是游戏机厅,然后在荞麦面店或是意面店吃顿中饭,买好晚饭的食材,最后再捎块豆腐回家。
想吃好吃的豆腐有三个诀窍。第一,要在像样的豆腐店买豆腐(超市可不行),第二,一到家就把买回来的豆腐转移到盛着水的器皿里放进冰箱,第三,当天就把它吃掉。所以呢,豆腐店必须在离家近的地方。太远的话就没办法一直过去买了嘛。
可有一天,我像平时一样散着步去豆腐店买豆腐,到那儿一看,却发现它家的卷帘门拉了下来,上面贴着招租启事。
每次都笑脸相迎的豆腐店一家突然关了店,不知去了哪里。我特别迷茫,以后还去哪儿买豆腐呢。
倪逸舟译
2017/08/03
「豆腐」について(2)

安西水丸氏を絵柄の単純さで困らせるために豆腐の話をつづける。
 僕は実をいうと熱狂的に豆腐が好きである。ビールと豆腐とトマトと枝豆とかつおのたたき(関西だとはもなんかがいい)でもあれば、夏の夕方はもう極楽である。冬は湯どうふ、あげだし、おでんの焼き豆腐と、とにかく春夏秋冬一日二丁は豆腐を食べる。うちは今のところ米飯を食べないから、実質的に豆腐が主食のようなものである。
 だから友だちなんかが家に来て夕食を出すと、みんな「これが食事!」と絶句する。ビールとサラダと豆腐と白身の魚と味噌汁で終わっちゃうわけだからね。しかし食生活というのは結局のところ慣れであって、こういうのを食べつけていると、これが当然というかんじになってきて、普通の食事をとると胃が重くなってしまう。
 うちの近所には手づくりのなかなかおいしい豆腐屋があって、とても重宝していた。昼前に家を出て、本屋か貸しレコード屋かゲームセンターへ行き、そば屋かスパゲティー屋で昼食をとり、夕食の買物をして、最後に豆腐を買って帰るというのが僕の日課であった。
 おいしい豆腐を食べるためのコツは三つある。まずひとつはきちんとした豆腐屋で豆腐を買うこと(スーパーは駄目)、もうひとつは家に帰ったらすぐに水をはったボウルに移しかえて冷蔵庫にしまうこと、最後に買ったその日のうちに食べちゃうことである。だから豆腐屋というのは必ず近所になくてはならないのである。遠くだといちいちこまめに買いに行くことができないからね。
 ところがある日僕がいつものように散歩のついでに豆腐屋に寄ってみると、シャッターが下りていて、「貸店舗」という紙が貼ってあった。
 いつもにこにこと愛想のよかった豆腐屋一家は突然店を閉めて、どこかに去ってしまったのである。これからの僕の豆腐生活はいったいどうなるのだろうか?

 

VIA@Izard720